2021年に北海道、秋田、青森など北日本を中心に各地で瞬間最大風速30m以上を超える数値が観測されました。
また、北海道室蘭市では爆弾低気圧による強風の影響で屋根が、剥がれるなどの被害が130件以上が報告されています。

爆弾低気圧とは?
爆弾低気圧とは、急速に発達する温帯低気圧で、熱帯低気圧(いわゆる台風)並みの暴風雨・暴風雪をもたらします。
1980年に気象学者フレデリック・サンダース氏が提唱し、「12時間以上に渡って中心気圧が1時間あたり1hPa以上低下した温帯低気圧」を一般的に爆弾低気圧と呼んでいます。
この爆弾低気圧は、高緯度であればあるほど発生頻度が高い傾向にあります。そのため、緯度補正を行った定義も試用されることがあります。
日本の東北地方付近にあたる北緯40度の上空の場合は、24時間以内におよそ18hPaの気圧低下が起こった場合に爆弾低気圧と呼ぶようにしています。

爆弾低気圧による風害(風災)の被害を受けた場合
事前に加入している保険会社を把握しておく事が大事です。
そして火災保険の風災被害で申請が必要です。
強風で屋根の瓦が飛んでしまった
強風で庭の物置が倒れ、隣家の塀を壊してしまった
強風で物が飛んできて外壁、屋根が壊れた
強風によりベランダが壊れた
強風により屋根の被害があり、そこから浸水した
など様々な被害があります。上記全てを保証してくれるのが火災保険です。
風災被害 例(風災補償)

ここ数年で増えた風災による被害です。
暴風による屋根の破損です。瓦の損傷は雨漏りにも繋がるのですぐに修繕する必要性もあります。
写真は被害の大きいものを載せましたが、被害の大小関わらず請求対象になります。

雨樋は経年劣化との見分けが難しい箇所でもあります。画像では雨樋の歪み程度ですが、雨樋を止めている金具や雨樋自体が強風により飛ばされるケースもあります。最近の雨樋は強度も強いですが一昔前の雨樋は強度もなく比較的損傷を受けやすい箇所です。

カーポートは強風で屋根が捲れ上がるイメージですが、飛来物によりカーポートの柱や屋根に損傷を受けるケースがあります。
上記の様に台風などの強風によって屋根に被害が生じてしまった場合、その修理に火災保険が適用できます。
保険申請を行う前に加入している保険会社と保険の種類を把握してからお問合せ頂くとスムーズです。
火災保険に加入されている方がほとんどですので、住宅、建物の外壁や内壁、屋根、カーポートなどが被害を受けている場合は保険申請は可能です。台風や爆弾低気圧による突風というものは猛烈な風と大雨を伴う自然災害ですので、屋根材や棟板金が吹き飛ばされる、飛来物によって屋根や外壁が破損する…などと言った被害が出た場合、その被害が雨漏りに直結する厄介な自然災害です。
雨漏りは、放置してしまうと被害を拡大させてしまうものですので、できるだけ早く修理する必要があります。しかし、屋根や外壁の修理というものは決して安い部類の工事ではありませんので、突然の災害による破損であれば家計に大きなダメージを与えてしまうことになるのです。実はこういった強風による住宅被害は、火災保険を適用して無料で修理を進めることができる可能性があるのです。


火災保険申請サポート会社の強み
損害保険会社側には”損害保険登録鑑定人”がいますが、被災者側の立場にたったサポーターが存在しません。請求をする準備段階である建物損傷/損害調査、また被災状況の確認資料作成等を親身になってアドバイスしてくれる専門家が不在です。そこで被災者の立場にたって一連の保険請求業務をサポートしてくれる存在が必要になってきます。 損害箇所が補償の対象か、保険金がいくらかを判断するのは、保険のプロである保険会社です。素人がプロを説得して保険金をもらうという時点で、審査落ちのリスクも高く、加入者側がかなり損をしやすい構造です。
専門家による火災保険会社への説明が有るか無いかで審査結果が大きく変わるのであれば、サポートを受ける必要性はご理解頂けると思います。
最後になりますが弊社は全国各地にに地域の調査パートナーが活動している為、地域ごとの特性や状況も熟知しております。
よって保険会社への対応もスムーズに的確に行うことが出来る為、少しでも認定率を上げれる体制になっております。

