車のアイドリングが不安定!?エンジンが壊れる前に対処を!

あなたは、車を運転中に、突然エンジンが止まってしまった経験はありませんか?
もし、あるとしたら、それは「アイドリング不調」の症状かもしれません。
アイドリングとは、車が負荷を掛けずに最低限の回転数で稼働している状態のこと。信号待ちや渋滞時など、エンジンを長時間停止できないときに使われます。
しかし、アイドリングが不安定になると、エンジンが止まってしまうだけでなく、さまざまなトラブルを引き起こす可能性があります。
また、アイドリング不調は、エンジンの故障の原因にもつながる恐れがあります。
そのため、アイドリングが不安定な場合は、早めに原因を特定し、適切な対処を行うことが大切です。

目次

アイドリングが不安定になると、車が危険な状態になる?

アイドリングとは、エンジンを始動させたまま、ブレーキを踏んで車を停止させた状態のことを指します。信号待ちや渋滞時など、エンジンを長時間停止できないときに使われます。

アイドリングが安定していれば、エンジンの回転数は一定に保たれ、車は静かに停止しています。しかし、アイドリングが不安定になると、エンジンの回転数が上下し、車がカタカタと振動したり、エンジン音に異常が感じられたりするようになります。

このような状態を「アイドリング不調」といい、そのまま放置しておくと、さまざまなトラブルを引き起こす可能性があります。

アイドリング不安定、原因は意外と身近なところにあった?

アイドリングが不安定になると、車がカタカタと振動したり、エンジン音に異常を感じたりするようになります。また、エンジンが突然止まってしまうことも。そんなアイドリング不安定の原因は、意外と身近なところにあるかもしれません。

アイドリング不調の犯人は、点火プラグ?

アイドリングが不安定になると、車がカタカタと振動したり、エンジン音に異常が感じられたりするようになります。また、エンジンが突然止まってしまうことも。
そんなアイドリング不安定の原因として、まず疑われるのが「点火プラグ」の不良です。
点火プラグは、エンジン内でガソリンと空気を混合させた混合気に電気火花を飛ばし、燃焼を開始させる役割を担っています。
点火プラグが劣化したり、汚れたりすると、電気火花が弱くなったり、飛ばなくなったりして、混合気の燃焼が不安定になります。
その結果、アイドリングが不安定になってしまうのです。

点火プラグの寿命は、一般的に10万km前後と言われています。

走行距離が長くなってきた車や、エンジンが不調を起こしている車は、点火プラグの劣化が原因でアイドリングが不安定になっている可能性があります。

もし、アイドリングが不安定になったら、点火プラグの点検をしてみることをおすすめします。

アイドリング不調の原因、イグニッションコイルの故障?

アイドリングが不安定になると、車がカタカタと振動したり、エンジン音に異常が感じられたりするようになります。また、エンジンが突然止まってしまうことも。

そんなアイドリング不安定の原因として、考えられるのが「イグニッションコイル」の故障です。
イグニッションコイルは、点火プラグに電気火花を飛ばすために必要な高圧電流を発生させる部品です。
イグニッションコイルが故障すると、高圧電流がうまく発生せず、点火プラグに電気火花が飛ばせなくなります。
その結果、混合気の燃焼が不安定になり、アイドリングが不安定になってしまうのです。

イグニッションコイルの故障は、点火プラグと同様に、走行距離が長くなってきた車や、エンジンが不調を起こしている車で起こりやすいと言われています。

アイドリング不調の原因、スロットルボディの汚れ?

アイドリングが不安定になると、車がカタカタと振動したり、エンジン音に異常が感じられたりするようになります。また、エンジンが突然止まってしまうことも。

そんなアイドリング不安定の原因として、考えられるのが「スロットルボディ」の汚れです。
スロットルボディは、エンジンに取り込む空気量を調整する部品です。
スロットルボディが汚れると、空気量の調整がうまくできなくなり、混合気の燃焼が不安定になります。
その結果、アイドリングが不安定になってしまうのです。
スロットルボディの汚れは、走行距離が長くなってきた車や、空気清浄フィルターが汚れている車で起こりやすいと言われています。
また、スロットルボディは、エンジンオイルやガソリンなどの汚れも付着しやすい部品です。
そのため、定期的に点検や清掃を行うことで、アイドリング不調を予防することができます。

アイドリング不調、放置は危険!

アイドリングが不安定になると、車がカタカタと振動したり、エンジン音に異常が感じられたりするようになります。また、エンジンが突然止まってしまうことも。

そんなアイドリング不安定の原因は、エンジンに関する部品の故障や劣化が原因であることが多いため、放置しておくと、さまざまなトラブルを引き起こす可能性があります。

具体的には、以下のトラブルが考えられます。

  • エンジンストール(エンスト)
  • 排気ガスの量が増える
  • 燃費が悪化する
  • エンジンの故障につながる

特に、エンジンストールは、交通事故の原因にもなりかねない危険なトラブルです。

エンストとは、エンジンが停止することですが、アイドリング不調が原因でエンジンが失速し、エンジンストールに至ることもあります。
また、アイドリング不調が原因で排気ガスの量が増えると、環境に悪影響を与えるだけでなく、燃費が悪化する原因にもなります。
さらに、アイドリング不調が原因でエンジンの故障につながると、車の修理費用がかさむだけでなく、車の寿命を縮める原因にもなります。

そのため、アイドリングが不安定になった場合は、早めに原因を特定し、適切な対処を行うことが大切です。

アイドリング不調の修理、プロに任せよう

アイドリングが不安定になると、車がカタカタと振動したり、エンジン音に異常が感じられたりするようになります。また、エンジンが突然止まってしまうことも。

そんなアイドリング不安定の原因は、エンジンに関する部品の故障や劣化が原因であることが多いため、個人で原因を特定するのは難しいです。
そのため、アイドリングが不安定になった場合は、早めにプロの整備士に点検を依頼することをおすすめします。
プロの整備士であれば、経験と知識を活かして、アイドリング不安定の原因を正確に特定し、適切な修理を行うことができます。
また、アイドリング不安定の原因によっては、自分で修理できる場合もあります。
例えば、スロットルボディの汚れによるアイドリング不安定であれば、自分で清掃することで改善する可能性があります。

しかし、自分で修理を行う場合は、十分な知識と技術が必要になります。
そのため、アイドリング不安定の修理に自信がない場合は、プロの整備士に依頼することをおすすめします。



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この記事を書いた人

車業界に20年以上の経験を活かし、皆様のお役にたてればと思います。
主に車の買取、オークション出品代行を行っています。もしものときにはご用命ください。

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